行事風景
神と自然の営み~災害時に思う~
この度の西日本豪雨で被害にあわれた方々のために祈ります。
(わたしたちの多くがこうした災害時に感じることについて、宮﨑神父様にお話を伺いました。)
このような自然災害に襲われた時、「神はなぜ人々にこのような苦難を」という気持ちを抱いてしまいます。
自然は神が造られました。自然の営みは神の計らいのうちにあります。
ですが、神はご自分が介入されるのではなく、自然に任せておられるのです。
わたしたち人間は、人工的快適さを過度に求める生活を見直し、
これまでの多くの災害から学び、被害を最小限にとどめる知恵を得る努力を重ねていく以外ないのです。
『シオンは言った、「主はわたしを見捨てられた。主はわたしを忘れてしまわれた」と。
女が自分の乳飲み子を忘れるだろうか。自分の腹にいた子を憐れまないだろうか。
たとえこの女たちが忘れても、このわたしはお前を忘れない。』
イザヤ書 49・14~15
女性の会の有志によって手入れが行き届いた久留米教会の花壇。
わたしたちの心を癒してくれます。
自然の営みと人間の共存を思い起こさせる風景でもあります。
女性の会巡礼の旅『福者ペトロ・カスイ岐部』
年に2回、女性の会で巡礼の旅に出かけます。今年1回目の巡礼は、日本人で初めて聖地・エルサレムに行き、ローマで司祭となった福者ペトロ・カスイ岐部の出身地である国東市。
その後、城下町・杵築に佇む杵築カトリック教会を訪れ、ごミサを捧げました。ここには、世界に5体しかないと言われている、聖ピオ神父様が聖別したマリア像の1体があります。
日常の喧騒から離れ、こうして他の教会で祈りを捧げる機会は豊かな信仰の糧となります。
苦難の時代に信仰を深めて殉教した、多くの先人たちのためにも祈りました。
ペトロ岐部と187殉教者(カトリック中央協議会HP)
https://www.cbcj.catholic.jp/catholic/saintbeato/kibe187/
熊本地震の復興支援・田植え
熊本地震から2年が経ちました。それ以来、福岡教区でも、当時の久留米教会主任司祭であった森山信三神父様を筆頭に復興支援ボランティアが続けられてきました。
昨年に引き続き西原村にて、久留米教会の信徒も参加して70名ほどで田植えのお手伝いをしてきました。
地元の方がいろいろと準備をしてくださり、心温まるおもてなしまで受け、子どもたちとともに賑やかに楽しい一日でした。
父の日とヨゼフ会
「ヨゼフ会」という、40歳以上の壮年男性のグループがあります。
ヨゼフ様の生き方に学び、奉仕と会員同士の親睦を深めることが目的です。
昨日は父の日でした。わたしたちはいつも「父である神を信じます」と唱えています。
わたしたちにとっては父とは神様です。そして、神父様方もまた、お父さんです。
日頃、感謝を上手に表せないことを反省し、父である神、家族であるお父さんのために祈りました。
ヨゼフ会のお父さんたちが、お茶やお菓子をふるまってくれることもあります。
さまざまなミサのかたち。
毎月第2日曜日の9時のミサでは、手話通訳が行われています。
現在、「主和の会」として5名の方が従事してくださっています。
また、毎月第2日曜日の15時からはベトナム語で、
毎月第3日曜日の15時からは英語で、ミサが捧げられています。
久留米教会には、さまざまなかたちで、そして多くの方々に参列していただけるミサがあります。