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07/07
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早くも夏真っ盛りです。夏の暑さは嫌いではありません。空が本当に綺麗ですから! 映画鑑賞も趣味のひとつで、これまでの人生でトップ3の映画のうちのひとつが「モナリザ・スマイル」(2003)です。 1953年、アメリカでもっとも保守的と言われる名門女子大で、ジュリア・ロバーツ演じる新任の教師は彼女たちに自立心を育てる教育をしようと奮闘します。ですが、もともとエリートとの結婚が幸せだと信じて疑わない生徒たちは、その方針に反発します。 『Mrs.Degree』(ミセス学位)という言葉を聞いたことはありますか?Mrs. Degreeとは、1950年代前後のアメリカ社会で、勉強やキャリアのためではなく結婚相手を探すために大学へ進学したとされる女性たちを揶揄する言葉です。 これは死語ではなく、超保守の男性にとっては、いまだに存在している概念なのです。 イエス様の時代、女性は数に数えられることもないほどの扱いでした。 それにも関わらず、マリア様は知的な女性として認識されていると思いませんか? 受胎告知の絵画では、ルネサンス期には聖書を手にする(読んでいる)マリア様の姿が好んで描かれました。   ロベール・カンパン《メロード祭...