カテゴリ:福岡教区からのお知らせ
新型コロナウイルスの中で公開ミサを続けるにあたって
教区からのお知らせ:新型コロナウイルスの中で公開ミサを続けるにあたって
新型コロナウイルス対応について
福岡2020年7月30日
兄弟姉妹の皆さん
主の平和
福岡教区司教
ヨゼフ アベイヤ
公開ミサが再開されてから、もう二ヶ月が経過しました。北九州市の教会の場合は、特別な情況によって7月からでした。この二ヶ月の間、各教会や修道院で5月22日の手紙で示した基準を守りながら、ミサが行われてきました。皆様のご協力を感謝いたします。
最近の情報を見ますと、新型コロナウイルスの再感染拡大を心配することがあるだろうと思います。確かに、ウィルスの感染拡大を防ぐために努力をし続ける必要があります。政府も、各県の知事もこの点を強く呼びかています。「感染しない」、「感染させない」という姿勢がとても大事です。
私は、専門家の方々のご意見を受けて、これからの公開ミサを続けることにいたしますが、次の注意点を厳重に守っていただきたいと思います。
1.公開ミサについては、次のことを徹底してくださるようにお願いいたします。
① 3密(密閉、密集、密接)を避ける
② 侍者がいる場合は、同じように3密を避けることを徹底する
③ アルコール消毒、マスク着用
④ 聖堂の十分な換気
⑤ 洗礼盤、聖水盤に聖水を入れない
⑥ ミサ中に聖歌を歌わない⑦奉納の行列をしない
⑧ “司祭用”のホスチアはパテナにおき、“信者用”のホスチアはピクシスに入れる
⑨ 司式者の飛沫が飛ばないように、ピクシスに蓋やパラをかぶせる
⑩ 聖体授与の前に、司祭も聖体奉仕者も、手をアルコール消毒し、信者は聖体を手でいただく
⑪ 茶話会やミサ後の飲食を行わない
⑫ 各ミサの参加者名簿を作成する(名簿は氏名、連絡先が分かればよい)。クラスタが起こった場合は連絡が取れるためです。
2.ミサの参加者については、各小教区の情況に合わせて工夫してください。この前の手紙で申し上げたように、例えば、
① 参加者が多い場合は、ミサの数を増やして、地域を決めて参加する。
② それができない場合は、二つの日曜日ごとに地域を決めて、ミサに交代で参加する。
③ 地区内で協力して困っている小教区を助ける。また、必要であれば教区本部事務局に連絡して、事務局の方で助ける方法を考える。
④ その他にも方法があると思いますが、いずれにしても、3密が避けられるよう万全の対応をしてくださいますようお願いいたします。
3.他の教会活動については、
各小教区の情況に合わせて決めていただければ結構ですが、感染予防に十分気を付けくださるようにお願いいたします。
体調不良の場合は、無理をせずに、ミサの参加への自粛をお願いします。なお、従来、体調不良の場合は主日のミサに与る義務は免除されています。 また、ミサを司式する司祭は、熱があったり、咳が出たりするなど体調がすぐれない場合は、ミサを司式しないようにしてください。 そのような場合は、信者には主日のミサに与る義務はありません。
新型コロナウイルス感染で苦しむ患者の方々、治療や介護にあたる医療関係者、困難な状況に置かれている方々、信者の世話にあたる教会関係者、そして亡くなられた方々のために祈り、また、この災禍が一日も早く収束するよう祈りましょう。
皆さんの上に神様の豊な祝福を祈ります。
以上
ペトロ船津亮太師 司祭叙階式について
明日23日に船津亮太師の司祭叙階式が久留米教会にて執り行われます。
新型コロナウイルス感染症予防のため、登録された方(招待客)のみの参加となります。
それぞれの場所から共にお祈りください。
↓司祭叙階式ライブ配信↓
2020年7月23日(木・祝) 14時から
主司式:ヨゼフ アベイヤ司教
受階者:ペトロ 船津亮太
カトリック久留米教会
アベイヤ司教様の予定と着座式などについて
アベイヤ司教様の予定と着座式について、教区よりお知らせが来ましたので、抜粋してお知らせいたします。
全国に緊急事態宣言が発令されたため、教区としての着座ミサの予定が建てられる状況ではありません。そこで、アベイヤ司教様のご意向のもと、以下のような予定を考えております。
①4月27日(月)慎重に万全の対策のもと来福
②5月上旬に、一部関係者のみでの着座式
③コロナウイルス感染症の動向を図り、可能なら7月下旬に「司教就任感謝ミサ」
ただし、いずれもその時点での状況により、変更の可能性があります。
詳細につきましては、教区ホームページをご覧ください。
http://fukuoka.catholic.jp/wordprss2/wp-content/uploads/2020/04/notice20200420.pdf
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